株主優待の「割引」と満期を迎えた「友の会カード」を併用利用できる百貨店はあるのか?
実は、1つだけ併用利用が可能な百貨店があります。
その百貨店は「高島屋」です。
「高島屋」は株主優待と友の会が併用利用できる百貨店
百貨店の時価総額トップ3に入る高島屋は、株主優待カードの「割引」と満期を迎えた「友の会カード」を併用利用できる百貨店です。
高島屋の株主優待カードの割引率は「10%」です。
お会計の際に10%割引になります。
株主優待カードで割引をおこなった場合、会計に利用できる決済方法は「現金」「全国百貨店共通商品券」「百貨店ギフトカード」「百貨店の自社クレジットカード」などです。
そして、高島屋では「友の会」が利用可能になっています。
友の会は、高島屋以外の百貨店では株主優待カードで割引をおこなった場合は利用できません。
その他にも、株主優待カードで割引をおこなった場合、他社のクレジットカードや、QRコード決済、電子マネーなどは全百貨店で利用できません。
「高島屋」は株主優待とバーコード決済の「スゴ積み払い」も併用利用できる
高島屋ではスマホで完結できる「スゴイ積立」も用意しています。
「スゴイ積立」は、友の会とほぼ同じ内容で積立ができます。
この、「スゴイ積立」も12ヶ月間の満期を迎えたあとは、バーコード決済「スゴ積み払い」で利用できます。
バーコード決済「スゴ積み払い」も、株主優待カードで割引をおこなった場合に利用可能な決済方法になります。
株主優待と友の会、スゴ積み払いが併用できると何が良いの?
高島屋の株主優待カードは10%割引です。
これは非常にわかりやすいですね。
10%割引されたあとに「友の会カード」「スゴ積み払い」で支払えるということは、
満期を迎えてボーナスがチャージされた「友の会カード」「スゴ積み払い」支払えるということです。
ボーナスがチャージされた「友の会カード」「スゴ積み払い」は約8%以上の実質割引効果があります。
タカシマヤ「友の会」の積立内容
積立コース | 毎月の積立額 | 積立満了額 | ボーナス額 | 満了受取額 | 積立回数 |
5,000円コース | 5,000円 | 60,000円 | 5,000円 | 65,000円 | 12回(1年) |
10,000円コース | 10,000円 | 120,000円 | 10,000円 | 130,000円 | 12回(1年) |
30,000円コース | 30,000円 | 360,000円 | 30,000円 | 390,000円 | 12回(1年) |
50,000円コース | 50,000円 | 600,000円 | 50,000円 | 650,000円 | 12回(1年) |
12ヶ月の積立を満了すれば、毎月の積立額1ヶ月分が必ずもらえます。
タカシマヤ「スゴイ積立」の積立内容
積立コース | 毎月の積立額 | 積立満了額 | ボーナス額 | 満了受取額 | 積立回数 |
5,000円コース | 5,000円 | 60,000円 | 5,000円 | 65,000円 | 12回(1年) |
10,000円コース | 10,000円 | 120,000円 | 10,000円 | 130,000円 | 12回(1年) |
30,000円コース | 30,000円 | 360,000円 | 30,000円 | 390,000円 | 12回(1年) |
50,000円コース | 50,000円 | 600,000円 | 50,000円 | 650,000円 | 12回(1年) |
100,000円コース | 100,000円 | 1,200,000円 | 100,000円 | 1,300,000円 | 12回(1年) |
12ヶ月の積立を満了すれば、毎月の積立額1ヶ月分が必ずもらえます。
まとめ
友の会は高島屋以外の百貨店も同じ積立方式ですが、なぜか株主優待10%割引されたあとに友の会を利用できません。
株主優待の割引と友の会を併用利用できる百貨店は「高島屋のみ」になっています。
株主優待の割引と友の会を併用利用することで割引が増す
株主優待カードの割引率が10%。ボーナスがチャージされた「友の会カード」「スゴ積み払い」は約8%以上の実質割引効果あり。
この2つを併用すると「18%以上の実質割引」効果をえられることになります。
もっと正確な計算方法があるのかもしれませんが、単純計算しても「併用利用はお得」と感じていただけるのではないでしょうか。
デメリットといえば
でも、メリットがあれば、デメリットもありますので最後に紹介していきます。
株主優待を持つためには株を買う必要があります。これはどうしても先出しの資金が必要です。
そして、株価の変動により得する時もあれば損する時もあります。
株価が下落した時には、「株主優待をもらうために、株なんか買わなきゃよかった」と考えてしまうリスクもあります。
友の会とスゴイ積立のデメリットは「12ヶ月間の積立期間が必要」であり、こちらも先出しの資金が必要になります。
この通り、「株主優待カード」と「友の会カード」「スゴ積み払い」を併用するには、「期間(時間)」と「余剰資金(ある程度の資金)」が必要になります。
これこそが最大のデメリットと言えるでしょう。
まずは、高島屋の株を100株買って、5,000円コースの積立をすることで、デパ地下を楽しむことからスタートしてもよいかもしれませんね。
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